服が捨てられない!というあなたへ。「捨てる服なんてない」という母が10着を手放した話
こんにちは、静岡の片付け教室コサチの孕石さち子です。
私は、服が増えすぎるけれど捨てられないという方にお会いする機会が多いです。それはクローゼットオーガナイザーだから、なのでしょうけれど^^;
そんな服が捨てれられない!というあなたに
以前、母のタンスの整理をした時の様子がお役に立てばいいなと思います。
[2014/1の記事再投稿]
1ヶ月ほど前、実家に行った時のことです。
クローゼットオーガナイズの参考にと、母の服を見させてもらいました。
たくさんの服、でも捨てたくない。
「お母さん、服どうやってしまってるー?」見てみると
たんすやハンガー、押し入れ、しまう場所は多いのに結構溢れている。
「ねえ、これはちょっと減らさないと、服出すのも毎日大変じゃない?」
という私に、
「全部着ているから捨てるものなんてないよ!」という母。
とりあえず見直ししてみよう。
うん、そう来ると思った!
さて、どうやって分けようか。
私は分類方法を考えました。
いわゆる、いる/いらないでは難しそうだと。
「お母さん、とりあえず分けてみるから、選んでよ」
おおまかに分類した後、ある方法で選んでもらいました。
そうやって母が自分で分けているうちに、
これもういらないかな、これもらったものだけど着てないよ。
というものが出てきました。
結局、私がゆずってもらう服も含めて、約10着の服を手放すことになりました。
捨てた方がいい、要らないよ、は言わない。
どうして母が10着減らすことになったのか。
私がしつこく、「要らないよこれ」「捨てた方がいい」と言った訳ではありません^^
いつもクローゼットのオーガナイズ(整理)でクライアントさまにお伝えしているのと同じことを言っていました。
捨てる服なんてない!と言っていた母が10着を手放した理由は
- 最初から、「とにかく捨てること」を前提にしなかった。
- 全部着ていると思っていたが、よく見ると着ていない服もあったことに本人が気づいた
- 服をごみ袋に入れることは嫌がるけれど、私が欲しいというと快くゆずってくれた
たった10着?そう思う方もいるかもしれません。確かにあの量からすればまだまだ減らせる。ですが、ゼロだったものを10にしただけでも小さな一歩なのですよね。
モノを大切にしたいという思い
ものがいっぱいで困っている人の中には、
忙しく、いろんなことを頑張ってきた母の世代の方も多いのではないでしょうか。
物を減らすことによって、毎日の生活がより楽になるけれど、片付けは本人の気持ち次第。
でも、一度見直しをすることで
「捨てるものなんてない!」から、やっぱり着ていないから不要だわ。と気持ちが変わることもあります。
また、私に快くゆずってくれたことから考えると、
手放すことが嫌なのではなく、捨てるという行為が嫌なのではと思いました。
これも、いろんな苦労をしてモノを手に入れてきた人だからこその思いかもしれません。
判断材料を見つける
先日のクローゼット整理では、カラーコンサルとコーディネートのアドバイス後に服の見直しをしたため、ごみ袋3つ分の不要な服が出ました。
【カラーコンサル】「見てもらってからセールに行こうと待っていました」
好きだから・高かったから・もったいないから・いつか着るから・まだ着ていないから
洋服の要不要の判断をするときの基準は、そんな曖昧なものも多いです。そこで判断ができないようでしたら、客観的意見や方法を取り入れてみるのも一つの方法かもしれませんね。
捨てる服なんてない!と言っていた母が10着を手放した話、服を手放せないあなたに、少しでも役立てば嬉しいです♡
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